オキシドール
傷口の消毒などに使われるオキシドール(過酸化水素水)は、ただ皮膚につけても泡が出ないのに、傷口につけると、なぜ、激しく泡が出るのでしょう。
オキシドールは、過酸化水素を二・五~三・五%ほど水に溶かした薬品で、温度を上げたり、日光にあてたり、あるいはアルカリを加えると、過酸化水素が、水と酸素に激しく分解します。
傷口につけると泡が出るのは、体内の組織や血液中に含まれているカタラーゼという酵素の働きによって、分解して酸素を発生するからで、この酸素に消毒の作用があるわけです。
カタラーゼは唾液中にもあり、ツバとオキシドールを混ぜても、激しく泡が出ます。