脳卒中は冬の夜になぜ多いのか
脳卒中が厳寒期に多いことは現在では常識ですが、なぜ寒い季節に脳卒中による死亡が多いのでしょう。
脳卒中による死亡を統計でみると、一年中でいちばん少ない8月を100とした場合、最高の1月が約160もあり、以下、12月と3月が150、2月が140となっていて、夏に比べて、寒い冬は約五割も多いことがはっきりしています。
冬の厳しい寒さにあうと、人間の皮膚や血管は収縮します。
血管が収縮すれば、それだけ血圧は高くなるわけで、中年以後の古いゴム管のようにもろくなった血管が、この圧力にたえきれないで破れやすくなることは、少しも不思議ではないわけです。
脳卒中が冬の病気といわれるのもそのためです。